母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

芯まで届け、芯まで響け。

朝から冷たい風。雨。

昨日は台風が過ぎても1日強い風が吹いたが、空は真っ青で空気は澄んでいた。

秋。

 

いよいよ近づいて来た。

母川回帰シリーズ第5回。

10月28日(月)、中目黒の岩茶房にて。

予約開始が諸々の事情で遅れているが、そろそろ出来て来るだろう。

 

長年、場に立って来て、つくづく思うのは、人間と言うのは、語り合っているようで、そうでは無く、接しているようで、そうではなく、分かっているようでそうではない、と言うこと。

どんな人間も、触れられていない場所、語りかけられていない場所、そんな場所が心の深くにあって、そこまで届いてこそ、そこまで響いてこそ、人は動き出す。人は変わる。

 

色々、重いケースでの相談も受ける。

そして、これまでかなり重いケースも扱って来た。本業ではないけれど。

そうなる前こそが大事で、本当はそこが僕らの仕事だが。

しかし、重いケースであれ、そうでない日常の場面であれ、人の心の深くに響かせるのは、小手先ではどうにもならない。

表面的なところでごちゃごちゃやっても、はっきり言って逆効果。

 

魂としか言いようがないが、その人の芯に向けて、語りかけること。

 

奥の奥で響き合う。

 

母川回帰シリーズ第5回から魂の対話が、心の奥底に向けてのセッションが始まる。

 

自然災害のみならず、最近起きていることを見ても、人間に無駄な時間は無いと分かるだろう。お茶を濁すことはやめよう。

 

未だ触れられて居ない場所、人はそこで待っている。早く、その場所に届けて欲しい、と。これまでの経験で言えること。

それは容易なことではない。しかし、また不可能でもない。

 

全力で挑むしかない。

 

これまでの場での実践に迫るような、特別なトークスタイルを実現させて行こうと思う。

 

母川回帰シリーズ、ぜひ体験してみて下さいね。皆様とお会い出来る日を楽しみにしております。

 

そして、そして、こちらもぜひ。葉山のスタジオローダで11月3日にトークを行います。

素敵な場所です。心が通い合う親密な時間となることでしょう。僕も本当に楽しみにしています。

 

よろしくお願い致します。


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