母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

母川回帰シリーズとは

皆さんこんにちは。

久しぶりに書きます。

東京アトリエも鮮烈な作品が生まれ続けています。厳しい状況にいる作家もいますが、アトリエの時間では沢山の笑顔に溢れています。

 

2020年は本当に予想通りと言うか、大変な年となりましたね。

新型コロナウイルスの流行についても、もちろん、危機感を持つこと、気をつけることは大切だし、守るべき人達がいることも確かだろう。しかし、それ以上にここまで精神的、心理的に、恐れ、怯える人達が多いと言うことに、この問題の本当に考えるべきところがある。ここまで、人間の心に不安が広がっていること、そこに目を向けなければならない。心が侵されて行くこと、崩れて行くこと、弱って行くこと、それはウイルスより遙かに恐ろしいことだ。

 

これからの時代は特に、心に目を向けて行かないければならなくなる。

 

さて、3月13日(金)に、予定通り母川回帰シリーズ第10回を行います。告知は近日中に。このような時期ですので、体調面等、くれぐれも無理をせず、各自がご判断の上、ご参加下さい。不安のある方は落ち着いた時期にご参加下さるのが良いかと思います。

 

身体も心も、免疫力をしっかりつけておくことが何より大切です。

 

今度が10回目だから、と言う訳ではないですが、少しだけこの企画のことを書いてみます。

 

母川回帰シリーズって何かって、聞かれるとなかなか答えられないですから。

何故かと言ったら、これまで無かったジャンルだからです。

ただのトークではないです。

こう言う内容だから、やってみて、続けてみて、体験した人達から伝わっていくしかない、と言うことで始めた訳です。

そして、回を重ねてきて、参加者から沢山の声を頂いています。気づきや変化を経験している方達がいます。

 

あえて言葉にするなら、これは一人一人の頭や意識にではなく、無意識や潜在意識のレベルに、心のもっと奥深くへ向けて、点を打つと言う魂の対話なのです。

頭で分かることも分からないことも、その場ではっきりしないことも、体験として深くに、何かが残って行く。

そして、気がつくと動き出す。

気がつくと笑ってしまう、とか、気がつくと元気になっている、もっと行けば、気がつくと幸せになっている、そんな時間を目指してお話しています。

これは制作の場や、制作を介さずとも一人一人が笑顔になる場として、僕が20年以上続けさて来たライフワークと全く同じです。

それを一般向けにしたものです。

 

経験は刻まれるものです。

それはその人の中に生き続けます。

その人の力となります。

 

限りあるこの命にとって、何時でも危機はあります。リスクはあります。怯えていたら、生きられません。たとえ、倒れることになろうとも、幸せに活き活きと向かって行くこと。もっと素晴らしいのは、出来るなら、仲間たちのためにこそ、生きて行くこと。

 

書いてみて、やっぱりぜんぜん説明になりませんでしたね。あしからず。

ただ、久しぶりにブログを書きました。

 

皆さんありがとうございました。


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