母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

ダウン症文化論 テキスト版

稲垣くんが来てくれて打ち合わせ。彼のことをアトリエではガッキーと呼ぶ。ガッキーが初めてアトリエに来たのが彼が18才の時。まだ学生だった。それまで東京アトリエにはイサと呼ばれていた関川くんが熱心に通い、大学を出てからはスタッフとして働いていた。
そして、ガッキーも紆余曲折の後スタッフに。長い付き合いだ。色んなことがあった気持ちのすれ違いもあっただろう。でも、これまで本当に良く働いてくれたり、手伝ってくれたり、支えてくれたりしてきた。アトリエばかりでなく、昨年からは僕のソロ活動である母川回帰シリーズの企画を進めてくれている。そして、佐久間ブログを、これまでも熱心に読み込み、長い間考え暖めてきた編集を今回読ませて貰った。僕の書いてきた膨大な量の文章を何度も何度も読み込み、編集、再構成して纏めてくれた。今日これを彼の前で全部読み、僕は感動した。僕らの10年であり、ガッキーの10年である、このブログの編集。様々な時間が交差する情景。本当に色んなことがあったけれど、制作の場がどれ程貴重なかけがえのない素晴らしいものなのか、そこで見てきた沢山のこと、綺麗な場面、賭けた想い、次々と浮かんでくることがあった。東京アトリエは、よし子と20年やってきた。その時間の全てが愛おしい。ガッキー渾身の編集による、このドキュメントであり、物語であり、論考でもある文章はとても読み応えがある。僕も初めて読む感覚を味わった。ぜひ、多くの方にお読み頂きたい。稲垣くんの作るサイトで近日公開予定です。またお知らせします。そして、僕達はこれを先々は書籍として出版を目指しています。


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