母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

墓参り

今後の生き方とか、まあ、色々思うこともあり、実は最近ルーツ巡りを考えている。普通に墓参りが出来れば良いのだけど、墓自体が無かったり、行けない理由があったり色々複雑でして。先日は父方佐久間家の縁ある香取神宮へ初めて訪れた。幼少期に過ごした場所は何処も忘れられない景色だけど、10代で一人で出会った場所とそこに居た時間が元になっていることも多い。長野、滋賀、神戸、京都、東京、師と出会った名古屋。特に忘れられないのは滋賀の工場街と長かった長野。今は糸魚川に行きたいと思う。今月は来客も多くて金沢行きを断念したけれど、次回行く時は糸魚川に寄ってみたいなと思う。フォッサマグナミュージアムは凄い。糸魚川翡翠は本当に綺麗。先日、僕のトークに長野から遥々来て下さった方がいて、お聞きすると青春18キップで鈍行で、とのことだった。時間さえあればそれも良いなあ、と想いを馳せた。
でもまあ、そんな諸々を想いながら、年末までやれることはやっておきたいから、東京での仕事を最優先に突っ走ろうと思う。
母川回帰。それがずっとテーマになるのだろう。