母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

男の子たち

郵便局に書類を出しに行く途中、普段見ない子供グループ数名が空き地でワイワイやっている。用事を済ませて帰りもまた会った、悪そうな子が走って来て横切る。こんちはーと、悪ガキと言ってもしっかり挨拶出来ている。後ろから今度はスピードも速くもう1人が走って来る。こんにちはー、とこの子もしっかり挨拶するなぁ、と思って微笑ましく、しかし、え、何か持ってたな、と振り返ると危なそうな棒を持って走っている。ちょいと様子を見届けるか、と後を追うも姿はもう見当たらない。色々探していると、棒を持っていた方の子がいる。棒はもう無い。けど、居るのは誰かの家の屋根の上だ。おーい。こんにちはー、とさっきと変わらず普通だ。そこ危ないぞ、屋根に薬塗ってあって滑るぞ、と言うと、あっ、やばっ、手貸して、だって。可愛いもんかなあ。男の子達は安全に育ってくれさえすれば良いですね。

なるべく怪我無く。