母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

展覧会

ダウンズタウンプロジェクトとして初めての展覧会です。
希望と平和をテーマにして発信しようと意気込んでいたのですが、当初はとっくに緊急事態宣言も解除されているはずでした。こんな状況になってしまっていて、なかなか大きく告知する感じても無くなってしまいました。しかし、開催日は間もなくとなりました。
展覧会、トークライブ共に告知が出来ていません。三重県は緊急事態宣言は出ていませんが、蔓延防止対策中です。
こんな時期ですが、それでもポジティブな気持ちになれるような展示を行います。感染予防しつつぜひぜひお越し下さいませ。トークライブはこんな状況ですので予約制となります。住所、氏名、ご連絡先電話番号をご記入の上、メールにてご予約下さい。
皆様とお会い出来ることを楽しみにしております。作品と共に大切なものを共有出来る企画となりますように。平和で豊かな世界を。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。

http://www.volvox-stnk.net/exhibition/%ef%bd%87%ef%bd%89%ef%bd%86%ef%bd%94-downs-town-project-2021/

 

ただ今展開中

社会も僕たちの毎日もまだまだ困難は続くけれど、だからこそ、まだまだこれから。夢を乗せて進む。響き合える人達、一緒に笑顔になれる人達、一緒に元気になれる人達がいっぱいいるはずだから。
ダウンズタウンプロジェクト、気まぐれ商店展開中です。

https://downstown.buyshop.jp/

 

それでも

皆様、なかなか希望を持ち続けるのも難しい時期ですね。しんどい状況も続きます。

 

緊急事態宣言も延長とのことです。

 

それでも、どんな時でも先には何かが待っています。

 

僕らも希望に繋がる発信をしていきたいと考えています。

 

今出来ることをコツコツとやっていきます。

 

皆様、どうかお元気でお過ごし下さい。

6月の企画へ

告知、改めてまたしますが、新生ダウンズタウンプロジェクトとして初めての展示を行います。津のボルボックスさんにて。6月17日~22日。
本当に素適なドンピシャなDMを作って頂きました。立岡さんに感謝です。トークも行いますが、与えられたテーマがまたまた大きなものなので精一杯お答え出来るように、心を込めて挑みます。楽しみです。人間にとって、生命にとって、希望となる企画になりますように。今と言う時に開催する意義は大きいと感じています。そして皆様にギフトとして調和的でポジティブなエナジーが届きますように。皆様と繋がれますように。
よろしくお願い致します。

 


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これから

しんじ君、最初期の作品です。
初めの1枚ではないですが、本当に最初の最初の頃。
既にしんじ君のスタイルが垣間見えます。素敵です。

さて、先のことはまだ分かりませんが、多分数年はこれまでの仕事の延長でのプロジェクトに、集中して取り組むことは出来なくなりそうです。でもきっといつか帰って来たいと思っています。新キャラとして僕も新たなスタートを切っています。またゼロからです。見習い中の身なのでまだ色々言うことは控えています。
与えられた役割を全力で全うするのみ、です。

 


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命日

今日も仕事へ向かう。
昨年は鬼滅の刃が流行って、僕らも映画館へも行った。悠太と舞果がよく「親方さまが、、」と話すので、パパにもね、親方が居たんだよ、と話した。僕にも親方がいた。確かに僕らの仕事は鬼殺隊だった。人の心に潜み、荒れ狂う鬼との戦い。ただし、僕らは鬼を決して殺してはいけない。人の心の中にある鬼とどうやって共存していくのか、しかもそのバランスは一人一人全く違うから、それぞれのストーリーに入って、それぞれの中でしか出て来ない答えを見つけて行く。本日4月27日。僕らが親方と呼んだ宮嶋真一郎の命日。僕らにとって、宮嶋先生と呼ぶ人達は外の人達で、親方と呼ぶ人達が身内だった。もう10年近くも前になるけれど、幾つかの地方に連続で講演を行った際に、生前の親方を知る人達に出会った。何人も。そんな方達の話から聞く親方はとても新鮮で、親方がどれだけの人達に影響を与え、良い流れを作ったのか、これまで知らなかった一面を知った。いつかは宮嶋真一郎を本格的に語らなければならないと思っている。2年前、一緒にと連れ出してくれた方がいて、初めて親方のお墓を訪ねることが出来た。もし親方に出会っていなかったら、他の人達にも、大好きだったみんなにも出会うことはなかっただろう。全ての切っ掛けを創ってくれたと言って良い親方に、生きている間は1度も感謝の言葉を伝えられなかった。生意気だったのもあるけど、言葉ではなく、親方の示してくれた道を追求することで答えを出したかった。そして、何より親方との関係はそんな世の中の常識の範疇に入るのもではなかった。そんな関係で居させてくれた存在を決して忘れることはない。多様性、共存、循環、今の社会が要約気づき、取り組み出した課題の遙か先を歩き続け、実践してきた人のことを、真の意味で世に残す必要を感じている。合掌。