母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

文化を残す

志摩へ向かう。来月はまた後半東京へ。1ヶ月の東京滞在。家族の協力によって何とか今やるべきことは出来た。東京アトリエはこのままの形での存続は難しく、今後どんな形で繋いで行くのか、まだまだ課題も多い。そんな中で先日は久しぶりに、ダウン症のある人…

今日も

素晴らしい場でした。 アトリエ再開から4週間。 思い掛けず久しぶりの再会の方々も多いこの頃。感慨深いです。 アトリエを何とか良い形で繋いで行きたいです。 明日から志摩へ帰ります。 また7月に。

凄い

奇跡のような場面でした。 素晴らしいです。

制作の場へ

1週間。早いですね。今日は土曜日のクラス、制作です。改めて先週の土曜日の作品たち。綺麗ですね。

原点回帰

共働学舎のみんな、本当にありがとう。今回の短い旅で1番の発見は僕自身のことです。何も変わってないな、自分が、と感じられたことは嬉しいことでした。みんなと居る時の佐久間は良いです。佐久間と居る時のみんなは良いです。変な言い方ですが。学舎を離れ…

信州へ

これから信州の小谷村にある共働学舎へ向かう。何年ぶりだろう。 ちゃんと行くのは10年以上ぶりかなぁ。 5年前に僕らが親方と呼ぶ宮嶋真一郎が亡くなって、その時にとんぼ返りだったけど、行ってきた。 今回は僕が相談を受けている人のことで、ちょっと話に…

深みへ

今日のこの作品を見ながら、人間存在の奥深さを思わずにはいられない。 今よりももっと若い頃のゆうすけ君は、シンプルで明晰な絵を描いていた。 色も形も、2つか3つくらいしか使わずに、極めて簡素に描かれた作品は、もうそれで一つの完成形だった。こんな…

日曜日の制作

今日のアトリエ、良い時間でした。

相手に敬意を払うこと

ずっと前から問題を指摘してきた。 最近も目に余るものがある。 障害者アート的なものや、福祉をアートやデザインや企画と結びつけることで、社会との架け橋となろう、と言う多くの活動が、その為には何でもコンテンツにすると言う、乱暴さ、強引さが目立っ…

土曜日のアトリエ

アトリエでした。場に立っていて、みんなの笑顔をみて、みんなの作品見て、みんなの話をゆっくり聞いて、こう言うことが絶対必要だな、と思います。場の価値は計り知れないな、と。今日も素晴らしい制作でした。 そうそう、数日前のこと。 久しぶりに世田谷…

あれから

母川回帰シリーズをスタートして1年が経つ。突っ走ってきた。これまで見てきた世界を共有することで、参加する方々と一緒に一つの場を創る。幸せで平和な生き方とは何か、人と人が深く繋がる場所にする、細やかながら、そんな新たな試みとして始めたこの企画…

"「ダウン症文化論」" を YouTube で見る

https://youtu.be/Ycg6SwYjheQ

調和の文化を語る

先の見通しは厳しい状況だけど、やっとアトリエを再開して、少しづつみんなの顔も見られている。 講演、トーク企画は中断したままで、皆さんにお会いしたいなぁ、とは思っている。 母川回帰シリーズのスタイルで、今回はダウン症の人達の世界について、真っ…

日曜日の制作

今日のメンバーも久しぶりの再会。 午前クラス。 みんなの描く姿。良いなぁ。つくづく。 保護者の方から「アトリエ続けて頂けるんですか」と言われ今後の話にもなった。「もう生活の一部になっていますから」とも。本当にみんなにとって、長い時間を一緒にし…

雨のアトリエ

さて、土曜日の制作だった。 こんな中だけど、せめてここへ来たらみんなゆっくり出来ると良いな。と。 楽しく描いて行ってね。と言う気持ちで迎える。 夕方まで3つのクラス。午前クラスでは作家の変化に気づいたので、しばらく黙って横に座っていたら、「ず…

素晴らしい時間

個人レッスンも、本当に久しぶり。 作家と保護者の方との再会。 嬉しかった。

再び

スタッフであり、イベント企画をやってくれている稲垣くんが、これまで僕が書いてきたブログをテーマ別にして纏めくれています。 どんな感じになるのか僕も楽しみです。そして、動画もまた作りました。 近日公開予定です。

考えるな

久しぶりに土日の場に立ってみて、 やっぱり分かることが沢山ある。 今、この社会では危機に直面している人達、苦しい状況にいる人達がいっぱいいる。 僕らも本当に明日どうなるか、分からない日々だ。 こんな時こそ、考えて知恵を絞ろうと、そんな言葉も聞…

今日も

作家たちみんな素晴らしかったです。 そして、久しぶりに会えて本当に嬉しかったです。 食べるものと同じで、こんな時だからと代用品ばかりになっては、命が縮みます。 開くからにはガッカリさせてはいけない。 こんな小さなアトリエと言えども、以前と全く…

筆談クイズ

はい。これですが、左上から右へ左下へと言う順番で渡されましたが、下の段まで行けばお分かりになるかと思います。 僕は二枚目の「こいさと強」で分かりましたねー。こう言うの楽しいですね。 とここまで書いて、もう少し突っ込んだ話を、ほんの少しだけし…

トップバッター

こう言う時、最初が大事。 トップバッターのひさのぶくん。 凄く良かった。さすが。

土曜日のアトリエ

はい。素晴らしかったです。 使うエネルギーは猛烈なものでした。 やっぱりいつでも場が答えです。 へとへとなのでまた書きます。 輝く作品たちを。

東京アトリエ

やっとやっと。 みんなと会える。 土曜日クラスからスタート。 玄関は換気のために開けっ放しにしています。そのままお入り下さい。 今日はどんな作品が生まれるのか。 楽しみです。

ルール

さて、今日は本当に久しぶりの制作。 ところでこう言う時に、当たり前のようにマスクして下さい、と言うルールができる。 今アトリエのメンバーを見ていると、大丈夫な人達だけど、僕がこれまで関わって来た現場には、様々な人達がいた。 無いことに出来ない…

明日から

東京アトリエは明日から再開です。 とても残念なことですが、どんなに踏ん張ってもそんなに長くは続けられない状況です。 これからは、一日一日の重みが違ってきます。良い場を、本物の場を、輝く作品と作家達の笑顔を、この一期一会の制作で出し切ることが…

看板

今日も、アトリエに月1回通っている作家のことで、何故かソーシャルワーカーと一時間話した。場合によっては会議に出て意見を聞かせて下さい、とのこと。まあ、でも話が全く通じない方でなくて良かった。学校や養護学校へも話に行ったことがある。 施設や病…

技が消える日

人間にしか出来ないことの1つに、芸とか、技と言うものがある。 芸、技と言うものの素晴らしさや、その力を小さな頃からずっと見てきたし、そんな世界に憧れを懐いてきた。 過酷な環境からスタートした僕にとっては、時にそれは唯一の救いとなった。 長ずる…

コロナ以後の世界

本当はこの手の話はしないようにしていた。 でも、これからに向けて気づく人は気づき出しているだろうし、少し言葉にしても良いかな、と思った。 世界は大きく変わってしまった。 変えない方法もあったけれど、やはりそちらは選択されなかった。残念な部分も…

ラジオ

もっとシリアスな話も書かねばならないのだけど、、、。またあらためて。 これからどうするべきか、まだまだ答えは出ない。そんな中で毎日、何度も電話があり、やはりかなり状況が良くない人もいて、個人の心の問題も危機に直面している人達も多くいる。出来…