母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

少しこれからのことを

2018年ももう締めくくり。 12月の制作は2週目の土日からラストまで、東京アトリエで制作の場に入る予定。その前に一つ書いておかなければならないことを。 以前、写真での作品紹介にいつて書いたブログ。 お読みになった方もそうでない方にも、 もう一度お読…

大切にしてきたこと、していること

アトリエには多くの方々が訪れる。 この場所さえ良ければ、とは僕は考えていない。 寧ろこの場所は多くの人にとってきっかけになる。 人の心に直接届けたい、という思いでやってきた。 人とお会いすることを、何より大切にしてきた。 アトリエの存在やそこで…

あの頃みていた景色

これ、別ページに書こうかな、と思っていたけど、 母川回帰と言うここでのテーマと重なるので。 ダウン症の人たちの世界を人間の原型と捉えて、そこから問い直して行くことの重要性をずっと語って来た。子供の世界とも通じるところがある。でも異なる部分も…

与え合う喜び

月の光。綺麗。 ぐんと寒くなった。 会員の方向けのテキストを考えていた。 僕の書く部分はとても短いけれど。 そして、お読みになれば、いつもと変わらない、とてもシンプルな内容になったかな。 でも、改めて考えてみて、今1番伝えたいと思ったことでもあ…

今月の締めくくり

三重へ向かいます。 また12月。 この土日の制作の素晴らしさを、どう表現したらよいだろう。今回も作品をご紹介します。

この1ヶ月

一月近くの東京滞在も、明日、明後日の制作で終了。 月曜日に三重へ帰る予定です。 何とかやり抜いたかなと思うし、充実した有意義な時間でもあった。思うことも色々と。 なるべく人と一緒に過ごす時間を大切にしてきた。 それでも足りず、今回もお会い出来…

奇跡の光

このブログのタイトルが母川回帰。 今年はこのテーマを深く意識してきた。 回帰と未来に残すこと。 今の生活は三重半分、東京半分。 制作の場に立つのも以前の半分以下。 限られた時間で、でもやはり場に全てを賭けてきた。 自分が居ない間にどうしても、作…

難しいから面白い。

最近つくづく思うのは、簡単とか楽とか、安易なことが良いことで、試練や困難や背負うことがひたすらマイナスであるかのような風潮に拍車がかかっているな、と。難しくて多くのものを背負わなければならなかったからこそ、これまで本当に美しい光景を見せて…

この土日の制作は

それぞれの状況、体調ふくめ、様々な困難、色々抱えて来る中で、それでもこんなに素晴らしい時間になる。どんな時でも人を輝かせ、自らが輝くこと。響き合ってこそ生命。みんな凄い。