母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

土曜日のアトリエ

アトリエでした。
場に立っていて、みんなの笑顔をみて、みんなの作品見て、みんなの話をゆっくり聞いて、こう言うことが絶対必要だな、と思います。場の価値は計り知れないな、と。今日も素晴らしい制作でした。

 

そうそう、数日前のこと。

久しぶりに世田谷線に乗っていた。走っている電車越しに駅の方から誰かが手を振って笑っている。見たことある人だ。懐かしい人だ。誰だろう。やっと思い出した。数年前に悩みを抱えてアトリエに相談にきて、それからその年に5回ほど話に来ていた人だ。

思えばこのアトリエ、この場所で作家や保護者の方ばかりではなく、スタッフ達、学生達ばかりでもなく、色んな人達を、本当に沢山の人達を迎えてきた。

この場所はみんなのものだった。ここで笑顔を取り戻してくれた人も沢山いる。

 

ここに居るだけで沢山の人達のことが感じられる。みんなが幸せでありますように。


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