母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

笑顔で

昨夜はメンバー保護者の方含めて4件、電話でのお話。作家本人からは2件。引き続き厳しい状況にいる人も。でも、これまでは緊急用で電話相談してきたけれど、離れていても繋がると言うことで言えば、意外に良い方法なのかもな、と思う。今後はアトリエで直接…

個人レッスンで

1年とちょっとだったけど、個人レッスンをお受けすることにして本当に良かった。僕自身にとっても、1人の作家の最初の場面に立ち合えたこと、描くことを通して生命力が漲って来る場面を共有出来て、自分のやって来たこと、やるべきことの原点に立ち返る経験…

描く

絵の具準備。 筆の感じと発色のチェック。 汚れてた紙があったので、作家たちと同じ紙で描く。20年近くやって来て多分2回目くらいかな。

月曜日のトーク

昨夜、東京に着いてスタッフの稲垣くんが迎えてくれた。アトリエのことやこれからのことを話し合えた。もし、今後様々な協力を得ながら、不定期にでも東京での制作の時間を持てるとしたなら、東京アトリエのスタッフ達の存在無くしては不可能。なるべくスタ…

リベンジ2

何をおいても第一にしてきたもの。正直なところを言うなら、沢山のものを犠牲にしてきた。それでも貫いて来たものを失う。場所も、仕事も失った。それでも人は残り、やって来たことも残る。今までと変わらない。少ない可能性でも、それがやるべきことなら、…

リベンジ

タイトルとして相応しくない言葉だけど、他に良い言葉が思いつかなかった。 東京アトリエが終わっても、きっと形を変えて制作の時間を取り戻す。再起をかける、再び生まれた場所で自分が現場に立つことにならなくとも、その時間と機会は創りたい。繋ぎたい。…

場のレシピ

全ての答えは場にあり、僕の場は東京アトリエだった。 答えて来たし、証明してきた。 制作の場に関わるような仕事をしたい、と言う人や既にやっている人達からの視察や見学も数多く受けて来た。 場のレシピは一部の人には公開している。 これからは体験して…