母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

リベンジ

タイトルとして相応しくない言葉だけど、他に良い言葉が思いつかなかった。

 

東京アトリエが終わっても、きっと形を変えて制作の時間を取り戻す。再起をかける、再び生まれた場所で自分が現場に立つことにならなくとも、その時間と機会は創りたい。繋ぎたい。今はそんな思いが強くなっている。

 

東京アトリエのような場を創ることは容易では無い。何時何処ででも同じことが出来る訳では無い。そんな簡単なことではない。あの特別な何かはもう戻っては来ない。

 

それでも、妥協ではなく、形を変えた何かを、形は違っても、人が笑顔になれる時間をきっと創ることは出来る。

 

応援の声や、暖かいメッセージを沢山頂いている。もう1度、あの場所を、と言う声も沢山頂いている。もう1度は確かに不可能だけど、必要としてくれる人や応援してくれる人達がこんなに居るのだから、応えない訳にはいかない。

 

直ぐには難しいけれど、きっとまた制作の場を何処かで実現させよう。挑戦しよう。場所は固定でなくても、定期的か不定期かで、まずは数ヶ月に1回とかでも、出来る形を考えよう。細々とでも続けられるスタイルを。

 

だから、制作の時間は終わる訳では無い。

 

一つの時代が幕を閉じ、別の時代がやってくる。僕らも希望を持って進んでいく。

皆さんも希望を捨てないで下さい。

 

また書いて行きます。