心のダイエット
人がこれまでを超えて、
次のステップへ進むためには、
まずはその必要性を感じることが大切。
今の世界は二分化されていて、
敏感な人達は危機感を強めていて、
新しい世界へ行こうとしている。
それは容易なことではないし、
個人の力だけで出来ることでもない。
そして、一世代では難しいだろう。
新たに付け足すことより、
削ぎ落とすことが重要になっている。
動けるようにスリムにならなければならない。
これまでがどうであったとしても、
無用となったものは捨てて行く。
このブログのタイトルである、
母川回帰も、ある意味、何も無いところへ帰る、
と言うことでもある。
様々な流れがコンピュータで加速され、
デジタル化されていくからこそ、
人間とは何なのかが逆に浮かび上がる。
人間の可能性とは何か。
ダウン症の人たちが制作する時、
一旦全てを捨てて、忘れて、
何も無いような場所に降り立つ。
そして、そこから無限の創造性を引き出してくる。
このことが何を意味するのか。
人間は本来、必要なものは持っている。
無心になれる者のみが、
その豊かな恩恵に預かることか出来る。