母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

三重県志摩市にある阿児アリーナの柱に、

アトリエ・エレマン・プレザン三重所属の、

作家達の作品が入りました。

 

アトリエ側からは佐藤よし子が担当し、

沢山の方のご協力の下、形になった企画。

 

こうして様々な場所で、

ダウン症の人たちの自然と同質の、調和的感性の世界が広がって行くことに、とても可能性を感じる。

 

ホテル近鉄アクアヴィラにおいても、

三重アトリエの作家達の作品が現在も展示中です。

ダウン症の人たちの描く色彩は、

環境に溶け込み、環境を浄化し、

明るく豊かな空間を創る力を持っています。

 

作家達の背景を知らなくても、

空気のように平和の風が、

静かに少しづつ運ばれて行くことでしょう。

 

アリーナの前の公園では、

春の穏やかな光と風の下、

今日も沢山の子供たちが遊び回っていた。

 

桜が舞い散る、素晴らしい時間の中で。

 


f:id:skmskm77:20180330225303j:image
f:id:skmskm77:20180330225446j:image
f:id:skmskm77:20180330225537j:image
f:id:skmskm77:20180330225610j:image