もう一度
これまで講演やブログを通じても、
繰り返し、ダウン症の人たちの素晴らしさや、
その文化を語ってきた。
そして、その優れた資質ゆえの脆さや、
注意すべきことについても。
まだまだ本当の部分での理解には届かない。
様々な場所で沢山のことが語られてはいるが、
本質的なことには殆ど触れられることはない。
作品は彼らの在り方をダイレクトに伝えている。
ダウン症の人たちは、
人間の持つ可能性を示す存在でもある。
その真価を知ってもらうため、
再びシンプルなメッセージに切り替えよう。
僕が書いたり喋ったりしてきたことは、
ほぼ2つのことで、ダウン症の人たちの持つ文化と、
人間が本来性に立ち返る場について。
この2つは密接に関わっているけれど、
それぞれが独立したテーマでもある。
今後はより分かりやすくして行くために、
分けてよりシンプルに語って行きたい。
場に関してはいずれは、
改めて別の形で語りたいと思う。