母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

みんな場の中

緊急事態宣言が発令されましたね。

 

アトリエもこれが解かれるまではお休みとなります。多くの場所がそうであるように、このような形は初めてです。

 

昨日は、ここでも何度も書いてきた作家の1人と、電話で何度も話しました。

何とか持ち堪えて欲しいです。

保護者の方にも幾つかお願いしました。

ここでまた1ヶ月会えないことは、彼にとっては致命傷です。

でも、繋がりを続けて、必ず何とかします。

 

当たり前ですが、この世界はコロナウイルスだけでは無い。日々、彼のような状況で苦しんでいる人達も沢山います。

こんな時だからとそう言う人達に目が向かなくなることが、1番怖いです。

 

さて、昨日も書きました。

この状況で出来ることを精一杯、やって行きましょう。

 

見解はそれぞれ。今はそれをぶつけ合う時ではありません。身体的なことも、精神的なことも、どちらも軽んじる訳には行きません。

 

10日間、ずっと家にいます。

離れていても作家達とは繋がっています。

いや、皆さんとも。

 

一人一人のことを想っています。

 

深い場を共有してきた人達なら知っていること。経験していること。

いつでも繋がることが出来ると。

 

みんなここにいる。

大丈夫。

 

みんな大好き。