母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

再び、心に栄養を

こんな時だから、とブログを再開した。

なるべく毎日更新している。

世の中に背を向ける訳では無いが、今起きていることばかりを書きたくない。

 

こんな時だからこそ、大切なことを見つめなおしたり、人生の本質を考える機会にして、活かして行くことが大事だから。

 

ここ数日書いている記事は、それぞれこれからも大事になってくることばかり。

 

でもね、もう1度だけ繰り返しますよ。

パニックにならないで下さい。

冷静でいて下さい。

客観的な視点を、更に言えば、出来るだけ俯瞰で見て下さい。

 

こう言う時、なかなか人はそうすることは出来ないですね。だからこそ、日頃から本当は訓練が必要なのです。

 

もう少し落ち着いたら、今度はそう言う訓練を人生に取り入れて下さい。

 

僕がいつも話す、場と言うものは、あくまでも楽しく、そんな訓練をしているのです。

 

昨日も書きましたが、人を笑わせるのは難しいことです。

この世の中は不幸になる訓練を積む人が多いのです。そのまま大人になってしまうと、それは周りにも大きな影響を与えます。

 

不信、不満、怒り、八つ当たり、争い、排除、、、今周りを見渡すとマイナスの感情が飛び回っています。厄介なことに、その感情に正義を被せています。

 

危機の時に、人は試されます。

 

これが落ち着いたら、振り返ってみて下さい。世の識者と言われる多くの人が、パニックに陥り、本当に必要な言葉を発信出来ていなかったことに気がつくはずです。

 

もっと踏み込んで言いましょう。

必要なことを、必要な処置をしっかり落ち着いて行い続けている人以外は信用しない方が良いです。危機感を煽ることは何の解決にもならないです。危機的な状況においてすら。

自らの恐れ、弱さを周りにぶつけてみたとして、同じものが返って来るだけです。

 

マイナスを引き出し合っても、少しも改善はされません。

 

昨年から、母川回帰シリーズで僕が話し続けたこと、それは今こそ必要なことだと確信しています。

 

戻りますが、人は不幸になる訓練ばかり受けて来たのです。だから、幸福になるのにも訓練が必要だと知りましょう。

心の栄養をとっていなければ、心の基礎体力が出来ていないのです。

 

ですから、冷静になって、今出来ることをやりましょう。なるべく人を笑顔にしましょう。悲観しても状況は良くなりません。

 

昨年から言っています。

人は幸せになる責任があるのです。

 

不幸の癖がついている人達は、まずそれが癖なのだと理解することです。そして、幸せの癖をつけていく。

 

今、僕たちは試されています。

こんな時でも幸せでいて、周りを笑顔に出来るのか。後に振り返った時に、こうしていて良かったな、と思える生き方をしましょう。

 

良いことも悪いことも、いずれは過ぎ去ります。今言うのは過激かも知れませんが、今を喜べない人は、いつになっても喜べません。今を大切にしましょう。

 

やはり母川回帰シリーズが再開したなら、「肯定する力 リターンズ」をやらなければ。

 

皆さんがご無事で、お元気でいますように、お祈りします。