母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

この時代の中で

相変わらずのすっきりしない天気で、

曇り空と湿気でじめじめ。

しかし、セミも鳴き始め、夏だな、と感じる。

 

吉本とかジャニーズとか、大きな組織が根本から問われるような事態が続く。

良くも悪くも時代は変わる。

 

まずは選挙がどんな結果になるのか。

綺麗事は言いたくないし、正義の味方ぶりたくもない。ただ言ってるだけで、何かやったつもりの人達の仲間にもなりたくはない。

政治に関しては発言しないように自制してきた。

勘違いしてはいけないから。僕の仕事はあくまで個人の心を見て行くこと。政治や世の中の大きな流れから、取りこぼされる領域をこそ扱って、拾い上げて、そこから変えて行くことだから。

でも、この危機の時代。声をあげるしかない。

選択肢はほとんどないけど、その中で何かを選択する以外にない。このままで良いはずがないから、流れを変えることだけを考えるしかない。

 

政治で人は変わらない。

人が変わらなければ世界は変わらない。

それでもせめて、政治で何とか出来ることくらいは、政治で何とかして貰わなければ。

 

今の世の中は異様で異常で、不気味だし、はっきり言って狂っている。

次の世代に本当に申し訳ない。

可能性は僅かしかないけれど、賭けて挑むしかない。

 

正しい怒りを持って戦う。

 

そして、たった一人の人間の心へ向かうことが、どれ程大切か、その奇跡をこれからも信じて行く。