母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

秋の雨と夜と虫の声と

とてもとても暑かった夏も過ぎた。

 

幾つか難しいケースも抱え、考えなければならない件もある。それから進めたい企画も。

 

どんな時も一つ一つの場で答える、と言う覚悟でやって来た。これからもそうしていく。

 

振り返ると途轍もない景色を見てきたと思う。

とんでもなく凄い場面を何度も何度も見てきた。

そのほんの一部でも後世へ語り継ぐことが出来るだろうか。残すことが出来るだろうか。

 

外面的なコンセプトだけ盗んで真似して行く人達も後を絶たない。

 

本当のものは時を経なければ理解はされない。

 

一方で形に残るものなど大したものではない、

と言う認識もある。やって来たことは消えない。確実に何かへと繋がって行くこと。

 

1度でも本物の場を経験したなら、全てが変わってしまう。目の前の全てが意味しているものが変わる。

 

一度生命のスイッチが入った人は、周りで見ている人達もみんな気持ち良くしてしまう。

 

作品だけでなく、場においては全てが輝く。

 

それが生きてあることの証。

 

さーて、もいっちょやりますか。


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