秋の雨と夜と虫の声と
とてもとても暑かった夏も過ぎた。
幾つか難しいケースも抱え、考えなければならない件もある。それから進めたい企画も。
どんな時も一つ一つの場で答える、と言う覚悟でやって来た。これからもそうしていく。
振り返ると途轍もない景色を見てきたと思う。
とんでもなく凄い場面を何度も何度も見てきた。
そのほんの一部でも後世へ語り継ぐことが出来るだろうか。残すことが出来るだろうか。
外面的なコンセプトだけ盗んで真似して行く人達も後を絶たない。
本当のものは時を経なければ理解はされない。
一方で形に残るものなど大したものではない、
と言う認識もある。やって来たことは消えない。確実に何かへと繋がって行くこと。
1度でも本物の場を経験したなら、全てが変わってしまう。目の前の全てが意味しているものが変わる。
一度生命のスイッチが入った人は、周りで見ている人達もみんな気持ち良くしてしまう。
作品だけでなく、場においては全てが輝く。
それが生きてあることの証。
さーて、もいっちょやりますか。