母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

5月

2020年。

いつの間にか桜も過ぎ5月に。

 

世界中が騒ぎ回っているけれど、コロナ自体はいつかは終わる。この程度では人間は滅びない。そして、これによって見直さなければならないこと、変わらなければならないこと、そんなことが沢山ある。

しかし、もう一つ、高々数年の為に、疎かにされてはいけない多くのものも存在する。

 

それにしても、昨年のゴールデンウィークには家族で東京アトリエで過ごしたりと、僅か1年で本当に遠い世界になってしまった。

 

東京アトリエ、母川回帰シリーズ、その他の多くのこと、中断されたまま、再開の目処が立たない。

有り難いことに、多くの方々のご支援と応援のお陰様で、夏までは何とか場所を失わずに済みそうだ。秋以降、同じ形で続けられるかはまだ分からないけれど、どんなことになろうとも、何らかの形で希望を繋ぎ、これまでの活動を決して無駄にはしない。

途切れさせてはならないものがあるから。

 

2020年は試行錯誤の年となった。

それでも、今だからこそ、と言う本物の場を、企画を、例え形が変わっても実現させていこうと思う。

 

書くべき事も、書きかけていることも、まだまだ沢山あるのどけど、今はまだ早い気がしている。またあらためて。

 

見てきたもの、教えられて来たこと、貰ったもの、必ず繋ぐ、必ず残して行く。

人間の可能性を。夢を。愛を。

 

また書きます。

 


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