母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

大丈夫!!

皆さんこんにちは。

急きょ学校も休みになったので、この機会に家族との時間を充実させています。

政府の判断には疑問しかないけど、こうなってしまった以上はこの時間をどう過ごすか、と言うことです。

もちろん、悩ましい問題もあるし、経済的にも大ダメージ。東京の家賃をどうするのか、とか。まあ、こんな話は止めましょう。

 

そうそう今年はブログを書かないことにしていますが、こんな状況ではせめて書くことくらいはしないとな、と思った次第です。

 

ちょっとだけ前に書きましたが、こう言う時に本当は1番知らなければならない人達がいます。それは人々の気持ちや意識が負に向かう時に、それを直に受けて、精神面から身体も含めて命を小さくしてしまう人達。そう言う心を持った人達がこの世の中にいることを忘れてはいけない。

何らかのケアが必要なのに、そんなことには世の中、思いもよらない訳です。

 

新型コロナウイルスの件では、勿論僕は専門外ですが、僕が見て経験して来た世界と、実は無関係ではない、と言う要素が沢山あって、本当は語りたいのですが、これはなかなか機会もないし、内容的にも書くことは出来ません。

 

ただここでも言えることは、今とにかく、過剰な不安や心配は止めましょう。恐れは生命力を弱める結果しか生みません。

 

免疫力を高める。生命力を高める。

その1番は幸せでいることです。

楽しむことです。笑うことです。

どんな時でも生命体のテンションを高めて行くことです。

仲間や周りを思いやることも、力の源となります。

 

とことんやる、と覚悟を決めれば、パワーが漲ります。

場に立てれば、一緒に居る人達に元気になって貰える、トークが出来れば、参加者に力をあげられる。でも、今はそれも難しいですね。ここでの言葉で少しだけでも感じて貰えれば嬉しいです。

 

この世界にいて、ここに立っていること、それは途轍もないことです。

その事実を前にしたとき、有り難さに深い感謝が湧いてきます。

生命体とは凄まじいものです。

人間は強いです。

 

これは無根拠に、言葉だけならべたものではないのです。現場で一人一人の人間の奥底から、その生命の源に触れる経験から知ったことなのです。

 

世界は何処までも奥深く、人の心は果てしないもの。底無しの深淵。

たった一人の人間の内側には、まごう事無き無限が潜んでいます。

 

生命体と言うこの輝く無限を前に、ちっぽけな心配など要りません。大丈夫。大丈夫。

 

こう言うことを言葉で書くようになるなんて、以前の僕では考えられませんが、まあ、もうなり振り構ってる歳でもないですから。

 

そんな訳で、どうか小さくならないで、今出来ることを楽しんで下さい。

皆さん、またお会いしましょう。
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