母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

長い長い道程

昨日、2020年5月24日、43才の誕生日だった。去年のブログで、自分の誕生日に書くのはもう控えて行くと言ったけど、今年はやっぱり分岐点となりそうな年となった。

 

この先のことはまだ分からない。

やれる限りのことはやっていく。

それしかないと思っている。

 

ただ、これまでの形を変えるにせよ、残すにせよ、一つの時代が幕を閉じたことは確かだと感じている。

 

何かが終わること自体は全く悪いことではない。また何かが生まれることでもあるのだから。

 

16の頃に始まった一つの探求と実践。

発見と開拓。道なき道。名付けられぬジャンル。認識されることのない領域。

誰も居ない時もあった。

否定され、非難され、攻撃されることさえあった。

確信に至り、証明し、時に賞賛されることもあった。沢山の仲間にも出会えた。

 

一部のジャンルへは影響を残し得たし、流れを変えて来たところもある。

 

それらを通過して、まっしぐらに突っ走って来た。

 

この地点から見て、まだまだ道半ばどころか、入口にも行けていない。

多分、一生なんかでは足りない。

 

未だこの領域を認識している人は殆どいない。でも、いつかは。きっと、必ず、いつかは、この場所を見つけてくれる人たちが出てくる。100年後かも知れないけれど。

 

残すと言うテーマで撮った動画を、ここでもう1度上げておきたい。

真っ正面から僕が生きてきた世界。これまでやって来たことを語った。

ワンカット、長回しで、全てアドリブで語ってみた時の映像。

 

これを見て貰って、何かを直感して貰えたら本当に嬉しい。

 

続きはまた語ろう。

 

https://m.youtube.com/watch?feature=share&v=e9o2z4EdhRk

 

2020年5月25日、とても静な夜に。

 


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