母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

本物の鰹節


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エレマンの気まぐれ商店では、これまでも色んな商品を販売したり、取り扱ってきた。

その中でもイチオシと言って良いのが山彦さんの鰹節。特に本枯れ節のご注文を頂くと、本当に嬉しくなる。

 

味も香りも正しく本物で、見た目も惚れ惚れする。芸術品だ。

山彦さんの本枯れ節を売って行くことこそ、気まぐれ商店の使命だと感じている。

それはなかなか困難であることは確かだけれど。

出汁をとると言う日本食の基本を、生活の中で取り戻さなければ、この使命を果たすことは出来ない。

使って頂ければ、きっと分かって貰えるはずだが、そこまで行くのはハードルも高い。

いつかはそこまで出来たらと色々策を練っている。

 

しかしまずは、ここでも一切妥協せず、手軽にこの本物を味わうことが出来る。

それが山彦さんの削り節。花鰹も素晴らしい。そして、まずおすすめしたいと思うのが、厚削りのタップリサイズ。


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これ、分かりやすいように、ラベルを貼る前の状態の写真です。削りもプロの技。密閉まで全ての工程を山彦さんで一貫して完結されている。お取扱いさせて頂く際に袋等のパッキングを気まぐれ商店で、とお願いたけれど、そこは鮮度に関わるところで妥協出来ないと断られた経緯がある。

これ一つとってもそうだけど、山彦さんの鰹節は全ての工程に妥協がない。

 

本物とは無駄なものを足さない、必要な工程を端折らない、その結果生まれるもの。

これは僕らの制作の場においても全く同じ。

 

そのことはまた書くとして、厚削りの素晴らしさだ。パックから出してそのまま直ぐに使えるし、2番だしまでとったあと、残った部分も食べられる。削り節は何処のものを使ってもあまり違いはないけど、山彦さんのはぜんぜん違う。だからぜひお試し頂きたい。

これ食べたら他のには戻れないはず。

 

はっきり言うと、僕は山彦さんの鰹節は日本一、当然世界一だと思っている。

まだまだ書かなければならないことは沢山ある。僕ももっと知らなければ、勉強しなければと思う。

 

ぜひ本物の味を。

気まぐれ商店でお取扱い中です。

https://kimagure.buyshop.jp/items/982068