母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

次は7月15日開催

今月、中目黒の岩茶房で行ったトーク企画は、新たな始まりとして運命的な流れも感じた。

 

第2回の開催が7月15日(月祝)に決定しました。

詳細はまた企画側からの告知がありますので、その時にこちらでもお知らせ致します。

 

初めての方にもご参加頂けるように、冒頭で前提となるお話や予備知識のお話をします。既にご参加下さっている方々にはおさらいと次のテーマへのウォーミングアップの時間になり、そのまま本題へと向かいます。どの回からのご参加も可能です。単発でも大丈夫です。

 

母川回帰シリーズとして、第1回をスタートさせてみて、思った以上の反響の大きさと、好意的な意見に感動と感謝を覚えています。

実はもっと気付かれずに始まって、数年かけて少しづつでも人が集まってくれたら、と思っていました。

 

最初はなかなか理解されないもの、といつも感じていますので。何年か経って、なるほど、そう言うことをやっていたのか、と気がついて貰ってきた経験があります。

 

でも今回は参加者の意識がとても高く、アンテナの良い人達が集まり初めています。

 

つくづく思うのは、障害を持つ人達に関わるようなジャンルで、アートとかも含めて、一般の人達向けで価値ある話が出来る人って、今のところいないですよね。ここは本心と客観的に見ても僕しかいないわけですので、それは僕がやって行って開拓して行くべきだとも思っています。

 

このシリーズには大きく言って2つの目的があります。

一つは参加者が個人として変わって行くことで、活き活きと輝くような生へと向かって行くこと。長い時間をかけて築かれてきた世界観や常識はなかなか変わりませんが、何度も繰り返し、より深く認識することや、感覚を磨くことで、全く新しくわくわくするような世界に出会うことでしょう。

もう一つは、この集まりが一つの場となって、一人一人を支え、守り、そして仲間との深い繋がりがうまれることです。

新たな価値や新たな生き方を求めている人達は、本当は沢山います。世界を良くして行きたいと思っている人達。変わりたいと感じている人達も。今よりもっと充実したい、パフォーマンスを上げたい、もっと先があるはず、と言う人間の可能性を直感している人達。

良い意思を持った人達がいても、高い意識を持った人達がいても、個人ではなかなかこの世の中の流れに逆らうことは出来ない。多勢に無勢。

繋がること、仲間の存在は何よりの力となる。更に深く言うなら無意識で繋がる、と言う領域があって、それは本当に一人一人の支えになる。

そんな場にして行きたいと思っている。

 

思えば19才くらいから集まりを作っていて、人生の時々で形を変えて、違うメンバーでその度に始まって、時には人が佐久間塾と呼び、、、。そんな場所がようやくしっかりとした形になりそうだ。

これは自分のライフワークだと思っている。

全てをかけ、全てを注ぐ気持ちで、これからこの場を創って行きたい。

 

先日、打ち合わせの際に第1回に参加して下さった方達からのメッセージを見せて貰った。しっかりとしたメモを送って下さった方もいる。

出会いにも深く感謝。みなさん、ありがとうございます。

 

何はともあれ、これから少しづつ、このシリーズで企画して行きますので、応援の程、よろしくお願い致します。ご参加されない方でも共感して下さるだけでも嬉しいです。

 

次回も初めての方、単発でのご参加、大歓迎です。

どうかお気軽にお越し下さい。皆さんのご要望も含めて、少しづつコミュニケーションもとって行きたいと思います。

 

これからもご期待下さい。お楽しみに。

初めての方も再びの方もぜひお会いしましょう。


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