今日のアトリエ
難しい状況の中で、一人一人が楽しめて、輝くような作品に繋げられて、まずはほっとしている。
結果は素晴らしいものだった。
今日は疲れたなあ。
現場での仕事は見ている人には想像出来ないほど過酷なものだ。
どんな負のものであろうと、マイナスなネガティブな気持ちであろうと、一旦丸抱えで受け止める。
全部貰う。
受け止めるのには相当な体力、気力が必要だし、かなり消耗する作業でもある。
でも、全ての感情を解き放てたら、その人は軽くなる。笑顔に繋げられたら、本当に嬉しい。
作家たちにはどれだけあげても、どれだけ受けても、全くかまわない。そのためにやっているのだから。
ガクッと来るのは、はっきり言って制作に関わっていない人達の理解の無い発言や、悪気はまるでないけど、配慮の無い言葉、センスの無い言葉と振る舞い。
作家とスタッフは命のやり取りをしている。
正直に言うなら誰も入って欲しくない。
特例を除き見学をお断りしているのも、その部分が大きい。
今日は場に立っていて、みんなの辛さ、しんどさが強く伝わってきた。全力で受け止めた。
一人一人の笑顔が見られて良かった。
ちょっとしたことにみえるかも知れないが、これがあるのと無いのとでは大分違うから。
こう言う時間を刻むこと、心に残すことで生命力に繋がるから。
そして、一人の心配だった作家が徐々に元気を取り戻してきた。まだまだ安心は出来ないし、こちらとしては心に良いものを残すことを日々続けることを、これからも徹底して行く。
さてさて、明日も頑張ります。