母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

百害あって一利無し

先月もお話が色々ありまして。

もう残念とも思いませんが。

長年慣れっこなこと。

 

つまらない団体やプロジェクトに参加して、参加させて、やってみて、良くない結果が出て、しまったと引き返して、僕のところにきて、やっぱり佐久間さんの仰っていた通りでした、と言う話を聞く。

そりょそうですよ。

でも分かってくれたのだから、気づけたのだから、とは思う。

 

しかしです、障害を持つ人達や人間の心を扱うような仕事では、エセ専門家以外は素人だからけです。何の根拠も無く、少しやった気になれる、それっぽさが作れる、オシャレ風な何か、だらけ。小手先の人を馬鹿にした企画ばかり。お気をつけ下さい。

百害あって一利無し、です。

一利無しでも、全く良いのです。やってみて駄目だった、と気づけば。先ほどの話のように。でもです。問題は百害あっての方。

やはり害は残ってしまう。

賢明に選択しましょう。

厳しく言うと、欲があるから騙される。

 

まあ、今さらこれを繰り返しても仕方ないのですが、僕がお医者さんだったら、皆さんはもっと言うこと聞くでしょうね。何か権威でもあれば、。残念ながらそうでは無いので、皆さまの良心と勘とセンスが頼りです。

 

それっぽいものに、皆さん飛び付き易いですが、一歩引いて、冷静に判断して下さい。

その人の背景、何を根拠に語っているのか、それに足る経験や技術を持っているのか、よくよく見る必要があります。

 

適当なこと言ってる人多いですね。

 

佐久間の言うことを信じろとは、言っていません。本人のことを良く見ることですね。

 

ただね、こちらはもう無数の数の場も人も見て、実践してきましたからね。16の頃から場に入って、文字通り命を賭けて挑んできたので、軽い言葉とは見て頂きたくないし、ある程度の敬意を払わない人には話す気は無いです。何度も言うように、試して結果を出して来た経験を踏まえたことしか発言していませんので。義務として、責任として、インチキに対してはハッキリ指摘していきます。これからも。

 


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