母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

秘かに続けてきたこと

10年以上、悩みを抱えた人達の相談を無償で受けて来た。仕事の半分以上がそれと言う月も多くなっていた。個人の心に社会と言う全体が反映される。このままではまずい。ずっとそう感じてきた。ボロボロになってしまう前に、手を打っておかなければ。心に必要な栄養をおくらなければならないが、それは栄養剤やサプリではその場しのぎにしかならない。その場をしのいで行くことも、この世界と人生の中で確かにかなり大事なことだけど。何事も元の部分を創っておかないと。昨年、2019年から母川回帰シリーズとして始めたトーク企画にはそんな目的もあった。今こんな流れになって、ますます予感が的中していることに気がつく。

それにしても、苦しい状況にある人達への仕事は覚悟がいる。普通は手を出さない方が身のため。報われる事なんて無い。最中にいる人達は感謝なんてする余裕はないし、むしろ要求は強くなる一方。調子の悪いときだけ頼ってきて、その後はすっかり音沙汰無し。元気になったなら良いのだけれど、その内にまた連絡が来る。あの時、ああ言ったのに聞かないからそうなる、なんて理屈はパニック時に通じるはずも無く。しかし、他で手を打ちつつ、こうして地道に続けている。時間にも、諸々条件に、限りがあるし、1人では無理なので、制限はさせて貰います。
なるべく悪くなる前に、出来れば元気な時に、企画等に参加したり、普段から自分の良い状態を守りましょう。
もちろん社会の責任です。誰も悪くありません。
一般の方々も、身体であれ心であれ、健康はただではないと言うこと、悪くなってから治そうとするのではなく、元気な時に色々と考えておくように、気をつけましょう。

ついに経堂にスタバかぁ。


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