母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

いつもありがとう。

41になった。

2018年5月24日。

数年ぶりに家族で過ごせた誕生日。

幸せな時間。

 

ここ何年かだけど、誕生日になると、

これまでのことが走馬燈のように、

思い出され、まとまってくるのだった。

 

40になる前に、総括は出来ている。

 

今、感じることはただ一つ。

深い感謝。それだけ。

 

ありがとうがただ言いたい。

 

自分をラッキーな人間だと思ってきた。

時々ふと、そう思った。

最近になって、それどころではないかも、

と思えて仕方がない。

あり得ないほどのものを受けてきた。

貰って来た。

感謝してもし尽くせないほど。

 

この人生は奇跡に満ちている。

始まった時こそ茨の道だったけど、

それですらその後の幸運の連続から見たら、

必要なコントラストだったと思える。

 

手にしたものは全て、与えられたもの。

 

幼い頃から憧れていた世界を、

全て見ることが出来た。

行きたいと思っていた場所へたどり着けた。

見たかったもの、知りたかったもの、

みんな手にすることが出来た。

 

なんて幸せなのだろう、と思う。

 

そんな中でも出会いには、本当に恵まれた。

こんなに愛されるとは、思ってもみなかった。

沢山の想いと言葉を貰ってきた。

 

出会いの中でも更に最高のもの。

それはダウン症の人たちと。

彼らとの出会いは、もう自分の全て。

 

彼らの素晴らしい文化は、

人類の宝として、真の理解へと、

こんれから少しづつ知られて行くだろう。

 

語るべきことは沢山ある。

 

出会ってくれた人達。

想いをくれた人達。

いつも、いつも、ありがとう。

 

みんなのことが大好きで、

大好きになれたことが嬉しい。

そしてこれからも、よろしく。

 

何が起きるか分からないけれど、

どんなことがあっても、

息絶えるまで、全力で立ち向かって行きたい。


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