明日も
精一杯、思いを込めて、そして無心で場に挑む。
今日はお休みが多かったのが残念だ。
作家2名から頻繁に電話がある。
疲れも出て来ているし、少し心配はある。
それにしても1年良く頑張ったと思う。
みんな色んな思いを抱えながらも、
なんとかなんとか良くやってきた。
この場を共有出来ることの有り難さ。
この瞬間はもうない。今しかない。
だから笑い合いた。喜び合いたい。
世の中の動きをヒシヒシ感じている。
ニュースを見ていても、大変なことを前にしている、
と強く実感する。
酷いことばかりが行われている。
誰もが無関心で自分だけが助かれば良いと思っている。小さな成功やお金を手にすることばかり考えている。どうせ他の人も同じだろうと思っている。
なんて悲しく惨めなことだろう。
そうして目を閉じている間に人類は滅びに向かい続けるだろう。何の危機感も責任も感じない人達の無関心の中で、ジワジワと恐ろしい現実が迫ってくる。
これまでのツケが回って来た。
くさい物に蓋をし続けた結果が、もうパンク寸前まで来ている。
人間とは本来どんな存在なのか。とこへ向かって何をすべきなのか、その問いと正面から向き合わなければならない。
母川回帰。
そのテーマは切実なものだ。
進むことは遡ること。
僕達の来た場所へ。もう一度。
明日も制作の場に入る。
明日もその場でしっかり答えを出して行く。
形にして証明して行く。
みんなと良いものを分かち合う。