帰る場所を
長くこの仕事に関わって来て、強い責任を感じる。
外での活動も含めて、制作の場に立つと言う本分以外の仕事については慎重な方だ。
ここ数年、考えて来た。今何が必要なのかと。
沢山の人にお会いして、なるべくお話を聞くようにもしてきた。
多くの人達にとって、今何より必要なのは、自分を取り戻す時間であったり、素に戻れる場所であったり、心を休める一時であったり、要するに帰る場所なのだと思う。人は居場所を必要とする。そして、居場所とは帰る場所であるとも言える。
制作の場は作家達一人一人にとって、そのような帰る場所となるように整えてきた。
これから、そんな場所を一般の人たちに向けても創って行きたい、と考えている。
一つでも安らかな場所があれば、人はより強く、より楽しく、より落ち着いて生きて行ける。
場所を持っている人は違う。
そんな事を感じて貰えたら、とも思う。
自由に色んなことを話して貰える場所にも、と考えているので、またぜひ覗いてみて頂きたい。
具体的なことはまた改めて告知します。
希望の感じられる場を、と思いますのでまずはお楽しみにお待ち下さい。