母川回帰

ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ、元アトリエ・エレマン・プレザン東京代表、佐久間寛厚のブログです。日々の制作の場で人間の心と創造性の源を見つめています。

帰る場所を

長くこの仕事に関わって来て、強い責任を感じる。

外での活動も含めて、制作の場に立つと言う本分以外の仕事については慎重な方だ。

 

ここ数年、考えて来た。今何が必要なのかと。

沢山の人にお会いして、なるべくお話を聞くようにもしてきた。

 

多くの人達にとって、今何より必要なのは、自分を取り戻す時間であったり、素に戻れる場所であったり、心を休める一時であったり、要するに帰る場所なのだと思う。人は居場所を必要とする。そして、居場所とは帰る場所であるとも言える。

 

制作の場は作家達一人一人にとって、そのような帰る場所となるように整えてきた。

 

これから、そんな場所を一般の人たちに向けても創って行きたい、と考えている。

一つでも安らかな場所があれば、人はより強く、より楽しく、より落ち着いて生きて行ける。

 

場所を持っている人は違う。

そんな事を感じて貰えたら、とも思う。

 

自由に色んなことを話して貰える場所にも、と考えているので、またぜひ覗いてみて頂きたい。

具体的なことはまた改めて告知します。

 

希望の感じられる場を、と思いますのでまずはお楽しみにお待ち下さい。


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