どこから失敗になるか
はい。今日はシンプルな話。
当たり前な話を。
朝、自分でローストしてあったコーヒー豆をこぼしてしまって、半分ほど駄目にしてしまった。
あー、勿体ない、あー残念、あー失敗したなぁ、と思いながらコーヒー豆を眺めていて、ふと。
これくらいの量は人が来ればすぐにあげてしまうな、と気がついた。
いつもすぐに誰かにあげて、何も惜しくないし、寧ろ気持ち良いくらいなのに、これをただ失うと残念とか、失敗になる。
言い換えれば、誰かや何かに捧げていれば、本当のところ失敗はない。
自分の為、自分だけのため、と言うここから失敗は始まるのだ、と。
これ僕らの関わる世界の本質だと思う。
僕らの仕事の本質もここにある。
だから誰かのために生きることは幸せに繋がる。
自分を考えない時には失敗は存在しない。
誰かや何かに繋ぐことになるなら、何でもあげられるはず。この心や生命さえも。
僕らは繋ぐためにこそ、ここにいるのだから。