場から離れて
今月も個人レッスン枠を。
とても良い時間となった。
3枚の素晴らしい作品が生まれた。
保護者の方がとても熱心で真摯で、ご理解もある方なので、全力でやって、報われる仕事だ。
作品の写真をこれまでお世話になった方や、周囲の方達に見て貰って、皆さんに喜んで貰えているそうだ。中には涙を流す方もおられたと。作品を通して、本人の魂が、ご家族に、そして周囲の人達にダイレクトに届く。
作品は本来、競争の為のものでも、お金に変える為のものでもない。
そうした時に濁ってしまう。大切な何かを失ってしまう。
最高の場は、場を離れて広がる。
みんなを幸せにする。
志摩でも制作の場に立ち合ったけど、たった1回のセッションでも、命を懸け、全身全霊で向かう。そこにいる相手の生命と魂に直に接して行くのだから。
小手先でやるのは相手に失礼。そんな姿勢では結果は見えている。
この部分が僕やよし子や、うちのスタッフが他の環境にいる人達と違うところ。
それが場の質、作家の笑顔と喜び、作品の質に現れる。
ある意味でたったそれだけのシンプルなことだ。
今月は早くもスケジュールが埋まってしまった。お会い出来なかった方々は、また来月以降でお願いします。